新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回公募)の口頭審査とは、一定の審査基準を満たした事業者に対し、必要に応じて行われるオンラインの審査のことです。対応できるのは申請事業者自身で、コンサルタントや社外顧問は同席できません。この記事では、対象者、当日の流れ、準備するもの、申請を早く完了しておくべき理由を、公募要領にもとづいて整理します。

この記事の結論(要点)

  • 口頭審査は全員が受けるものではなく、一定の審査基準を満たした事業者の中から必要に応じて行われます。
  • 審査はオンライン(Zoom等)で、所要時間は1事業者15分程度の予定です。
  • 対応できるのは申請事業者自身(法人代表者等)です。事業計画作成支援者、経営コンサルタント、社外顧問の対応や同席は一切認められません。
  • 予約は先着順です。申請完了が締切間際(令和8年10月30日(金)18:00)になると、選べる日時が限られることがあります。
  • 口頭審査の対象になったのに受験しなかった場合は、不採択となります。

ご注意:この記事は、新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 公募要領(第1回・1.3版、令和8年9月)をもとにした概要です。公募要領は改訂されることがあります。申請の前に、必ず最新の公募要領でご確認ください。

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新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の口頭審査とは何ですか?

口頭審査とは、書面審査に加えて、申請された事業計画について事務局が直接質問する審査のことです。 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(第1回公募)では、一定の審査基準を満たした事業者の中から、必要に応じて行われます。

つまり、申請した全員が受けるわけではありません。公募要領には、対象になる基準や審査内容についての問い合わせには答えられない、と書かれています。自社が対象になるかどうかは、事前には分かりません。

審査される観点は、次のとおりです。

  • 事業の適格性
  • 優位性
  • 実現可能性
  • 継続可能性 など

どれも事業計画書に書いた内容にかかわる観点です。事業計画書は、申請者ご自身で作成するものです。口頭審査では、その内容を自分の言葉で説明できることが前提になります。

口頭審査の対象になると、何が起きますか?

対象になった事業者には、事務局から受験日時の予約案内がメールで届きます。口頭審査の対象になったのに受験がなかった場合は、不採択となります。メールは見落とさないようにしてください。

口頭審査には誰が出られますか?コンサルタントは同席できますか?

口頭審査に出られるのは申請事業者自身(法人代表者等)だけで、コンサルタントや社外顧問は同席できません。 事業計画作成支援者、経営コンサルタント、社外顧問などの対応や同席は、一切認められていません。確認された場合は不採択となる場合があります。

公募要領では、対応できる人を次のように示しています。

区分 対応できる人 注意点
個人事業主 個人事業主本人 -
法人 法人代表者 -
株式会社 取締役 社外取締役は除きます
応募時の労働者名簿に記載の人 「担当者」または「経理担当者」 勤務実態がない人は除きます
対応できない人 勤務実態がない人、事業計画作成支援者、経営コンサルタント、社外顧問など 同席も認められません

審査対応者が申請事業者自身でないことが判明した場合は、不採択、または採択・交付決定の取消、補助金返還の対象になります。

やってはいけない例

  • 「説明が不安だから」と、顧問のコンサルタントに同席してもらう。
  • 事業計画を一緒に整理した外部の人に、横で答えを教えてもらう。
  • 会議室に他の人がいる状態で受ける(カメラに映り込んだり、マイクに声が入ったりしないようにする必要があります)。

担当者口頭審査で、顧問のコンサルタントに同席してもらえますか?

経営者公募要領では、同席は一切認められていません。確認されると不採択になる場合があります。

担当者では、誰が出ればよいのでしょうか?

経営者法人代表者や取締役(社外取締役を除く)などです。応募時の労働者名簿の「担当者」「経理担当者」も含まれます。ただし勤務実態がない人は除かれます。

担当者事業計画の中身をいちばん分かっているのは社長ですね。

経営者はい。事業計画は自分で作るものなので、自分で説明できるようにしておきます。

Salud は、要件の確認や整理のお手伝いをする立場です。口頭審査に同席することはできません。

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口頭審査の当日の流れと、準備するものは何ですか?

口頭審査はオンラインで行われ、所要時間は1事業者15分程度の予定です。 公募要領で決まっている内容は、次の表のとおりです。

項目 内容
実施方法 オンライン(Zoom等)。会議用URLは事務局が発行します
所要時間 1事業者15分程度の予定
入室 接続テストがあるため、会議開始5分前から入室します
カメラ 審査中はオンにします。正面を向いて顔と耳と肩が明瞭に分かる上半身を映します
録音 審査中の音声は録音されます(審査以外の目的では使用されません)
本人確認 当日、本人確認と周辺環境の確認があります
審査委員・事務局 カメラをオフにして審査します
申請者からの質問 審査中は一切受け付けられません

事前に準備するもの

  • 安定したインターネットにつながったPC(接続不良で切断された場合、再審査は行われません)
  • PC内蔵または外付けのwebカメラ、マイク、スピーカー(イヤフォン、ヘッドセットは使用不可)
  • 顔写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
  • 会社内の会議室など、審査に適した環境(公共スペースは不可)

口頭審査までの流れ

  1. 電子申請を完了します。
  2. 口頭審査の対象になった場合、事務局から受験日時の予約案内がメールで届きます。
  3. 案内に従って、受験日時を選びます。
  4. 当日までに、PC、カメラ、マイク、スピーカー、身分証、会議室を準備します。
  5. 開始5分前から会議室(オンライン)に入室し、接続テストを受けます。
  6. 1事業者15分程度の予定で審査を受けます。
  7. 審査後も、口頭審査の内容を他の人に口外しません。

指定日時になっても審査が始められない場合や、本人確認ができない場合、審査対応者以外の同席が確認された場合は、申請を辞退したものとみなされ、不採択となります。口頭審査の内容を口外したことが判明した場合も、不採択、採択・交付決定の取消、補助金返還の対象になります。

口頭審査のために、申請はいつまでに完了すべきですか?

電子申請は、締切(令和8年10月30日(金)18:00)の直前ではなく、できるだけ早く完了しておくことが望ましいです。 受験日時の予約案内は、口頭審査の対象になった事業者のうち、電子申請が完了した事業者から随時行われるためです。

公募要領には、次のように書かれています。

  • 早期に申請を完了した場合は、優先的に受験日時を選べます。
  • 予約は先着順です。申請完了が締切間際になると、選べる日時が限定されることがあります。
  • 都合のよい日時に空きがなくても、個別の相談は受け付けられません。

また、公募要領では、電子申請の入力には一般的に数時間程度かかり、締切間際には非常に多くの申請が予想される、とされています。申請手続きが滞る可能性もあります。

今日は令和8年10月14日です。締切まで残りわずかです。準備の遅れで日程が合わないと、代表者の予定を空けにくくなるおそれがあります。口頭審査の日程は公募要領に書かれていないため、事務局からの案内を待つことになります。

申請前に済ませておきたいこと

  • GビズIDプライムアカウント:発行に1週間程度かかります。取得の遅れによる申請期限の延長は一切認められません。
  • 一般事業主行動計画の公表:公表手続きに1~2週間程度かかります。公表手続きの遅れによる申請期限の延長も、一切認められません。

これらが未了の場合は、まず優先して進めてください。Salud は、要件の確認や整理のお手伝いをします。ただし、事業計画書の作成や口頭審査への対応は、申請者ご自身で行う必要があります。

よくある質問(Q&A)

Q. 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の口頭審査は、申請者全員が受けますか?

A. いいえ。公募要領では、口頭審査は一定の審査基準を満たした事業者の中から必要に応じて行うとされています。対象になる基準や審査内容についての問い合わせには、お答えできないとされています。

Q. 口頭審査にコンサルタントや社外顧問は同席できますか?

A. できません。事業計画作成支援者、経営コンサルタント、社外顧問などの対応や同席は一切認められておらず、確認された場合は不採択となる場合があります。

Q. 口頭審査はどのような形式で、何分くらいですか?

A. オンライン(Zoom等)で行われ、所要時間は1事業者15分程度の予定です。接続テストがあるため、会議開始5分前から入室します。審査中はカメラをオンにし、音声は録音されます。

Q. 口頭審査でイヤフォンやヘッドセットは使えますか?

A. 使えません。PC内蔵または外付けのwebカメラ、マイク、スピーカーを使います。会議室などの環境も必要で、公共スペースは不可とされています。

Q. 口頭審査の対象になったのに受けなかった場合はどうなりますか?

A. 不採択となります。また、指定日時に審査が始められない場合や本人確認ができない場合も、申請を辞退したものとみなされ、不採択となります。

まとめ

  • 口頭審査は、一定の審査基準を満たした事業者に必要に応じて行われる、オンラインで1事業者15分程度の予定の審査です。
  • 対応できるのは申請事業者自身(法人代表者等)で、コンサルタントや社外顧問の対応・同席は一切認められません。
  • イヤフォン不可、顔写真付き身分証、公共スペース不可など、準備物の条件があります。
  • 予約は先着順です。電子申請は締切(令和8年10月30日(金)18:00)の直前を避け、早めに完了しましょう。

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出典と最終確認日

  • 出典:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 公募要領(第1回・1.3版、令和8年9月)(公式情報)
  • 最終確認日:2026年10月12日
  • 執筆:株式会社Salud(補助金の申請支援・Web制作)

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監修者

堂本 拓央(株式会社Salud 代表取締役)

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